Karen's Counseling Room
2007年10月 カウンセラーだった彼女は5ヶ月後の結婚を目前に 帰らぬ人となりました。 彼女の想いを書いています。    〜愛情の連鎖、暖かな風、本気〜
ヒトと違う事。
ヒトが話すことを聴いてて、ピンと来ない事があります。
その時は遠慮なく聴きます。(尋ねます)
最後まで聴き終わると、その人の意見(感覚)は私と違いがわかります。
人はかなりの思い込みで生きてる事が良くわかります。
受け取る事
カレンとよく愛情について良く語り合いました。
「人は食事と毛布だけでは生きていけない。」
愛情(つながり・ぬくもり)が必要だと。

愛情は親子から始まり、
姉妹・兄弟友人・生物・世界・神へと広がる。
愛情がある状態を認めると、無い状態もある。

愛情があっても相手が感じ取れなければ、
無いのと同じ。。。
愛情が無い、少ないと感じるには努力が要らない。
しっかりと愛情を感じるには、
感謝の心を養う必要があり、
愛されてると感じるには経験と積極的な関与が必要。
人間がどこか、いつも愛情の欠乏、不足を感じるのは必然かもしれません。

カレンとはいつも愛情について話し合いました。
話し合いは延々と続き、眠らない事もしばしばでした。

素敵な助け
カレンを失ってから、時間が経ち、
多くの人が助けの手を差し伸べてくれるようになりました。
なるべく素直に助けてもらっています。
ありがとう。

ある人は少し攻められて困っている私に助けとなる発言をしてくれました。

ある人は私の悩みを聴いてくれました。

ある人は雨宿りをしている私に傘をくれました。

ある人は私の親切に、充分なお礼をしてくださいました。

お礼を申し上げると、
皆さん「何でもないことですよ。」とおっしゃいます。
「思わず」手を差し伸べてくれたのだと思います。
そんなたくさんの愛情に支えられながら、
歩んでいます。
愛する人を亡くした人の周りの人へ
遺族は深い、深い悲しみにいます。
想像を絶する悲しさです。

そんな時、あらゆる慰めも役に立たず、
大きな優しさも受け取られずに終わってしまいます。
(親切にしてあげた方からは無視された気持ちになるかも知れません。)

できる事が、一つだけあります。

離れないであげて下さい。

「かまわないで、そっとしておいて欲しい。」
「貴方に気持ちがわかる分けない。」
「どうせ私なんか。」
といったメッセージが発されてくるかもしれませんが、
回復には長い時間と、助けが必要です。

根気強く、適度な距離と時間を保って、
待ってあげることが必要な事なのかもしれません。
最後の贈り物
愛する人を亡くして悲しんだ結果、どういうことになっただろうか。
たぶん、他人の悲しみや苦しみが一層良くわかるようになったと思う。
あらためて自分の使命や奉仕する事の重要さもわかった。
自分がなりたいと思っている自分に近づけるようにもなる。
それが悲しみから生れる予期せぬ恵み、
愛する人からもらった最後の贈り物である。

悲しみを忘れる事も、
悲しみにとらわれる事も、
ないように生きていきたい。
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